配管設備の構成
配管設備とは、流体を移送するために必要な部品・機器・装置のことです。
配管の役割は、流体をある場所からほかの場所へ移送することであり、管、管継手、弁類、管支持装置、保温塗装などが必要です。
管継手
管継手は、管と管を結合するための部品です。流れの方向を変えるだけでなく、管の分岐・合流、管サイズの変更、流れをふさぐなどの役割もあります。
弁類
弁は、流体を移動させたり、逆流を防いだり、流れを止めたり、流量を調整したりする機能を備えた装置です。
管支持装置
管支持装置は、配管を建物内の所定の経路上や、パイプラック上に支持するための装置です。振動抑制や耐震に特化したものもあります。
保温塗装
保温塗装とは、配管の周りを囲う断熱材のことです。管内の流体を保温・保冷するために用い、冷媒配管や熱源水配管の場合、特に重要です。